手軽に写真を撮影できて共有できるようになった現代では、多くの人が写真を撮って楽しんでいます。その際に、写真に自分のものだとわかるロゴを入れることがあります。ここでは、写真にロゴを入れるメリットやどの様なロゴを利用していくのが良いのかについてご紹介していきますので、自分で写真を公開するときの参考にしてください。
転載される危険を減らす
写真を公開して、多くの人に見てもらえるのはうれしいことです。インターネット上では多くの人に見てもらえますので、自分が持っている様々な写真をアップしている方も多いのではないでしょうか。しかし、見て楽しんでくれるだけなら良いですが、その写真を転載して別の形で利用する人が出てくることもあります。
そうなると、あなたの意図とは違うものになってしまいますし、映り込んでいる人や物によっては他人に迷惑をかけてしまうことも考えられます。そのような転載の危険を減らすために、写真にロゴを入れておくことが有効です。
ロゴがあることであなたが上げた写真だとわかりますので、何かあった時にも見つけやすいです。また、ロゴが入っていることで転載をしようとしている人が思いとどまるケースもあります。
単なる写真だけだと簡単に転載しやすくなりますが、ロゴがあるとそれを消してアップすることになり、手間がかかることから転載の危険を減らしやすくなります。
責任の所在を明らかにするためにもロゴを入れることは有効です。
自分自身のアピールにつながる
写真を趣味としている方などは自分の上げた写真を見てほしい、評価してほしいと思うこともあるでしょう。また、見かけた写真で気に入ったものがあれば、同じカメラマンで違う写真も見てみたいと思うかもしれません。その際に誰が撮影しているのかなどを調べるのはちょっと手間がかかり、あまり知られることはないかもしれません。
その時に写真自体にロゴが付いていると、別の時に見かけたものが同じ人のものだとわかったり、目に留めてもらえる可能性もあります。写真にロゴを入れることはこのような効果もあるのです。また、お店の宣伝などにも活用しやすくなります。
例えば、美容院やネイルサロンなどで素敵なヘアスタイルやネイルアートなどを写真にし、お店のロゴを入れておくと気に入ってくれた人がお店にアクセスしてくれるきっかけになります。飲食店では、お店のメニューなどをアピールするときに使えます。
写真を見てお店の名前がわかるようになっていれば、お客様もお店を探しやすくなるでしょう。宣伝方法の一つとして活用してみましょう。
デザインの一つとして
ロゴは自分で好きなように作ることができますので、自分の写真のイメージに合わせたものなどを作り、選んでつけていくこともできます。前述のように権利を守るなどの効果も期待できますが、単純に写真をよりお洒落に見せてくれるのもメリットの一つです。
適したデザインのロゴがつけられれば、写真がより魅力的に見えることもあるでしょう。
その点も考え、写真に合わせて選べるように複数のロゴを作っておくのもおすすめです。
魅力的に見せるためには、ロゴをつける場所に応じたデザインにする工夫も必要になります。四隅のどこにつけるのか、又は透かしの形で真ん中や全体に配置していくのかなど考えてみましょう。絵を描くときにサインを入れるようなイメージを持ってみると素敵なものに仕上げやすいでしょう。
ポップな写真が多いなら楽しくなるような色や字体を使ってみたり、シックな写真が多いならそれに合わせた落ち着いた色味のものにするなど、全体のイメージを考えて合わせていきましょう。写真がより引き立っておしゃれに見せられます。
友人に対しても気軽に使う
特別なときだけロゴを付けるとなると忘れてしまったり、慣れないためにうまくつけられなかったりしがちです。その場合、友人など親しい人に写真を送るときなどもロゴを入れたものにしてみましょう。あなたから送られてきた写真だと受け取った人がわかりやすくなります。
写真を見直していく中で、ロゴを見てあなたのことを思い出してくれたり、あなたの写真だとわかるため、写真を通した話題も会話で出やすくなります。コミュニケーションを助けてくれる効果もありますので、ぜひ利用してみましょう。
初めは文字を入れるだけでもOK
ロゴを作ることに決めても、何をしていいのかわからない方もいるでしょう。そのような場合には文字を入れるだけでも良いでしょう。写真加工アプリなどを使って写真に文字を入れることは比較的手軽にできます。入れる文字や色、字体を選んでみるだけでも自分らしいロゴが出来上がっていくはずです。
ニックネームをもじった文字を入れたり、必要であればアドレスなどを入れることもできますので実用性もあります。様々な加工ができますので、求める雰囲気に合わせたものを作りやすいです。単純に文字を重ねるだけではなく、全体にフィルターのようにかけていくなどする方法もあります。
複雑な加工ができるアプリなら、こうした形で入れることも簡単になります。部分的なロゴだとロゴを入れていても悪意のある人は切り取って転載する恐れもありますので、全体に入っていると危険性が減ります。どういった写真かがわかる程度で加工をしてみましょう。
無料でロゴの作成ができるアプリ及びロゴ作成アプリを選ぶ際のポイント
画像として作っておくと便利
自分のお気に入りのロゴを画像として作っておくと便利です。写真に乗せていくことももちろんですが、それ以外にも利用することができます。自分やお店のマークとして使ってみるのもよいでしょう。シンプルなロゴであれば、持ち物などにつけて名前の記入をする代わりにもできます。
プリンターで印刷できるシール用紙などもありますので、プリントして作っておくと色々な場面で使えます。プリントした写真に貼り付けることもできて、インターネット上以外でも利用していくことができます。ぜひ凝ったロゴなどを作ってみて利用してみましょう。
使っているうちに愛着も湧いてくることでしょう。
ロゴの活用で安全性と楽しみを
ロゴを使うことで、インターネットで公開した写真が不本意な形で使われて問題になることを防ぎやすくなります。その上、ロゴを自分好みにデザインする楽しみや大きなアピールにつながっていくことも期待できます。これまで特に意識せずにロゴを使用していなかった方は、簡単なものからでも良いのでぜひ使い始めてみましょう。
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